3D PCB設計ソフトウェア
フラット設計だけでなく、基板全体の設計が可能です。
細かな機構設計に対処するために、いまや複数の試作を作成する時間はありません。設計中は、PCB設計が他のハードウェアとともにシステムの筐体にどのように適合するかを完全に把握できる必要があります。3D PCB設計ソフトウェアを活用すれば、基板の回路図を最適に表示して、設計を最初の段階から正しく進めることができます。
3D設計ソフトウェアが実現する表示の改善
通常、使用できる設計スペースは技術の進歩に伴って小さくなります。航空宇宙であれ、IoTであれ、あらゆる分野の設計でPCBの密度が高くなり、ますます狭い空間に部品が詰め込まれるようになっています。納期も短かくなっていることを踏まえると、サイズや適合性、コネクタの配置をチェックするために、PCBの試作をいくつも設計している余裕はもはやありません。ここで必要なのは、コンピューター ベースの設計ツールを使ってコンポーネントの配置を確認しながら、基板のレイアウト作業を進められるようにすることです。とはいえ、環境に関連するさまざまな留意事項やマルチボード システムの要件に対応するために必要な可視化を、ソフトウェアでどのように実現できるでしょうか?
設計を3Dで表示してチェック
いろいろなソフトウェアツールを試している時間はありません。必要なのは、設計中に使用できるネイティブの3D表示とチェック機能です。3D PCB設計ソフトウェアを使用すべき理由の一部は次のとおりです。
- 主要なPCBデザインルールで利用可能なフル3D表示によってデザインを容易に統合できるほか、専門的な機能も提供されています。
- フル3Dのクリアランス チェック機能によって即座にフィードバックが提供され、2Dと3Dの編集モードを連携、同期させることができます。
- 筐体やその他のMCADに照らして3D PCB設計をチェックできるのは、Altium Designerで提供される3Dモデリングの優れた特長の1つです。
デザインをリアルタイムで表示、回転できることで、より効率的な作業を行えます。
3D PCB設計内での作業
PCBのコンポーネントが3D環境でどのように適合するか表示できるのは、最初の一歩にすぎません。2D表示で調整を行った後、簡単に3D表示に切り替えてスタックアップの状態を確認できるため、これまでよりもすばやくコンポーネントの配置について検討できます。不一致がある場所や部品を最適に配置する方法をリアルタイムで確認して、問題を効率的に解決することも可能です。では、PCBレイアウトでエラーを可視化して問題を明確にすることで、どのように回路設計の作業を向上できるでしょうか?
完全に機能する3D設計環境
配線に変更を加えるために、3D表示から離れる必要はありません。コンポーネントは3DのシミュレーションでPCBに配置できます。
- 3Dの設計環境は Altiumの高性能設計ソリューションの中核となる要素であり、設計のすべての段階がわかりやすく可視化されます。
- 2Dと3Dの切り替えという強みを持つ3D設計エンジンが搭載されているため、自信を持ってすばやく確実に作業を進められます。
- PCBからMCADまで、設計のあらゆる要素に3D環境で対処することで、試作、組立、実装、量産などへの移行が容易になります。
シミュレーションや解析のソフトウェアも、わかりやすい表示を念頭に搭載されています。
3D CAD設計ソフトウェアのダウンロード
作業を完了するために必要なツールやシミュレーターを大量にダウンロードする必要はもうありません。Altium Designerでは、通常の2D表示での作業を3D表示に切り替えて続行できます。統合された物理的な設計の検証にも対応しているため、外部のMCADシステムは不要です。今、PCB設計ソフトウェア以外に、いくつのツールを使用されていますか?
作業のすばやい完了を実現する直感的な設計ソフトウェア
Altium Designer 18の直感的なインターフェースでは、他のCADアプリケーションに切り替えることなく、3D環境で効率的に作業を進めることができます。
- ユーザーを念頭に置いたAltium Designer 18のユーザーインターフェースは、設計プロセスで最も面倒なことの1つがツールの切り替えだという事実を踏まえて改良されています。
- 設計ソフトウェアに対するすべての要求を満たす高性能な設計ソリューションが提供されています。
- ECADとMCADの連携の利点を活用できる3D設計ソフトウェアをダウンロードすれば、作業を軌道に乗せながら、すべての関係者と常にコミュニケーションを図れます。
3D環境では、設計内容をリアルタイムで表示できるだけでなく、次の設計段階や基板同士の調和を明確に可視化することが可能です。設計をもっとわかりやすく表示して、コンポーネントがどこにどのように収まるかを把握したい場合は、Altiumの充実した3D PCB設計ソフトウェアへの移行をぜひご検討ください。